Solid Furniture

無垢の木にこだわる

工房に通いつづけ、
無垢家具職人から学んだ事

無垢の木にこだわる

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いろんな家具があふれている中であるとき一人の無垢家具職人と出会いました。
今まででこんなにモノ作りを楽しんで、家具を作っている人がいただろうかと・・・。
なぜ、こんなに楽しみながらものづくりができるのか知りたくて、何度も何度も工房さんを訪れました。
訪れるたびに僕自身、木の魅力に引き込まれ、もっともっと木について知りたくなり毎日毎日、木の素材について深く調べました。国産の木や外国の木、広葉樹から落葉樹まで、そして、木が製材され家具へと作りあがっていくまでの流れや仕上にいたるまで色々な木に関することをとにかく手当たり次第調べていました。

そしてまた、次に塗装の仕上げ方、作り手のこだわりなど・・・。調べれば調べるほど、木の持つ素晴らしさに、ひきこまれていきました。

無垢がもつ生命力。それは家具になっても息づいていることが感じられます。突板といわれる木をうすくスライスしたものを合板などでは感じられない奥底から感じる暖かさや、時間が立つほどに色が変っていくのも無垢の木ならではの特徴なのです。

オイル仕上げにこだわる

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そしてその無垢の木を出来る限り自然のままで私達の暮らしに入っていってもらうには どんな仕上方がいいのだろうと模索しました。
そしてまた各地の工房さんなどで、どんな仕上げをしているか?と聞いたり見たりしてそして、私たちが選んだのは「オイル仕上げ」。
切ったそのままの木でいることを「生地仕上」といいますが、
日本には四季があり、季節によってはエアコンやストーブを使ったり、
テーブルとして使う場合には水拭きすることもあったりと、使い方によっては割れたり反ったりしやすくなります。

そんなとき出合ったのが「オイル仕上げ」
木肌は人の肌と同じ。お風呂上りにそのまましているとちょっとつっぱたりするから
化粧水をつけますよね。だけど、化粧水は毛穴をふさいでしまうことはありません。
オイル仕上げも同じです。出来上がったばかりの無垢の木にしっかりと植物性のオイルをしみこませて
上げることによって、しっとりとした手触りだけでなく、木自体の呼吸もさえぎらず、
乾燥しにくくなるんです。

自分達の目で見たものの確かさにこだわる

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お店で展示している家具や木の小物などは、必ず現地に行って、
本当に良いモノ作りをしているか、愛着が沸いてくるモノ作りになっているのか、 そんな目線で出合った家具ばかりです。
実際に作っている職人と話をしたり、その家具をデザインする人と会って話したり、 全国各地の同じ気持ちで販売する方と本音で話し、本当にこれだ!!と思うモノだけを そろえております。
ホンモノの魅力とは??? デザインとは??? 食の安全といわれている時代だからこそ いえる 家具の安全(満足感)=魅力+心地よさ+丈夫さ+納得感
私はこのことを、責任を持って伝えていこうと思います。
20年目のU-houseは、さらに「木」と「人」にこだわって挑戦していきます。
ホンモノの心地よさを提案するSHOP、U-house/ing。
お客様の満足のために、これからの時代に合ったよりよい暮らし創りのお手伝いを続けてまいります。

本当の「いい家具」を追求し、
無垢にたどり着いた

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一般に家具は、毎日使うものであったり暮らしのなかで静かな存在感があるものです。
だから、多くの方たちが色合いや大きさ雰囲気にこだわって、自分の暮らしにあった家具を探すのだとおもいます。でも、それさえ合えばいいのでしょうか?

私達は、家具を「売る」だけでなく「修理」や「メンテナンス」を受け賜ることがあります。
ソファーの修理の依頼をいただいて、いざ張り替えようと、今張り込んである生地をはがしてみると 「なんだこれは!?」と驚かされることもあるのです。

もちろん、全ての家具に当てはまるわけではありません。
実際に木のフレームを製作するにあたって、適材適所の組み方があり、 補強して必要な木部が通ってなかったり、明らかに補修が出来るものではないというものが多々あります。
見えないからといって、本当にこれでいいのだろうか?
表面だけ上質なものを使えば「いい家具」となるのだろうか?
そんな疑問が湧いてきました。
そして、それらの家具をみて実際に自分の暮らしで使いたくなるのだろうか?と考えました。

時間が経てば経つほど
愛着が湧く

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無垢家具は一枚板のページでもご説明しているのですが、「木そのもの」なんです。
切っても切っても、木。
そして、その木は家具になっても呼吸をしているんです。
冬になり空気が乾燥してくると、木自身の水分を空気中に放出してくれます。
それと反対に、梅雨のジメジメとした湿度の高い季節になると周りの水分を吸収してくれるのです。
それ以上に、無垢の木の家具は使えば使うほど、時を経れば経るほどその木の持つ色合いの中に、味わい深さや艶をもつようになります。これが私たちがとりこになった理由のひとつです。

使っていくうちに色あせていったり、壊れて修理ができなかったり「消耗品」となってしまうのではなく、「時間がたてば経つほど、いい味がでるモノ」になっていくのです。
だから、毎年一緒に過ごせば過ごすほど愛着が湧いてくるのです。

 また、私たちは無垢の木の家具の仕上方として、「オイル仕上げ」にこだわっています。
よく見る家具は「ウレタン塗装」といって、出来立ての家具に薄い樹脂性の塗膜で覆う 塗装の仕上になっていることが多いかもしれません。
樹脂製のもので、家具をコーティングしているので、汚れがつきにくかったり汚れがついても さっと濡れふきんで拭けば綺麗になったり、傷もつきにくかったりします。
その反面、このウレタン塗装に傷がはいってしまうと簡単に修理ができなかったり、 時には、そこから湿気が入ってしまって、その面全体がひび割れたようになることもあります。

木の呼吸を止めずに、乾燥や水気から守るオイル仕上げ

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オイル仕上げはというと、植物性のオイルを木材に染み含ませ表面に塗膜を作らない
仕上方法です。出来たての木の家具に何度も何度も丁寧にオイルをしみこませ、
保湿してあげるのです。無垢の木は、自然のままに呼吸をしています。
その自然の呼吸を止めることなく乾燥や水気から無垢材をまもる方法としてオイル仕上げを使用するようになりました。

無垢の木は、人の肌と同じで、洗顔をして水分をふき取ってしまうと、きちんと化粧水と乳液をつけないとカピカピ、パサパサしてしまいませんか?

無垢家具も、濡れふきんで毎日拭き続けると、乾燥してパサ付いて白っぽくなったりしてきます。
だから時々しっとりと油分を足してあげてお手入れすることが大事です。
究極、お料理の時に使っているオリーブオイルでもいいのですが家具用の植物性のオイルですと、 仕上がり感がさっぱりしていてオススメです。

亜麻仁オイルやオレンジピールオイルなどを混ぜ合わせて作られているドイツのリボス社製オイルを使用。

これからもずっと無垢家具にこだわり続ける

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ずっと大切に使っていきたいものだから、私たちが心地よく、快適に過ごせるだけでなく、木材自体が自然のままの状態を保てる環境により近いものであってほしいとおもいます。
そして、私たちと一緒に年をとっていき、愛着を感じるモノになって欲しいからこの無垢家具に私達はこだわり続けています。